【3月5日 AFP】スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領は5日、国際刑事裁判所(International Criminal CourtICC)の逮捕状発行に対し首都ハルツーム(Khartoum)で開かれた大規模な抗議集会で演説し、欧米諸国を非難した。

 バシル大統領は、横断幕を広げ肖像画を掲げた参加者を前に演説し、「真の犯罪者は米国と欧州の指導者だ」と語った。

 ハルツームのMartyrs Squareで行われた集会には5000人以上が参加し、参加者らはバシル氏への支持と、前年7月に大統領の逮捕状を請求したICCのルイス・モレノオカンポ(Luis Moreno-Ocampo)検察官に対する非難を大声で叫んだ。

 バシル大統領は、「20年間にわたり、われわれは新植民地主義者らと、その道具であるICCや国連安全保障理事会(UN Security Council)、国際通貨基金(IMFInternational Monetary Fund)から圧力を受けてきた」と語った。

 ICCは4日、20年前にクーデターで政権を掌握したバシル大統領に対し、同国のダルフール地方で起きた紛争で、虐殺、性的暴行、略奪を指示したなどとして人道に対する罪と戦争犯罪で逮捕状を発行した。(c)AFP