日中外相会談、経済危機や北朝鮮問題など協議
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【2月28日 AFP】(一部更新)中曽根弘文(Hirofumi Nakasone)外相は28日、中国・北京(Beijing)で楊潔チ(Yang Jiechi)外相と会談し、経済危機や北朝鮮問題などについて協議した。
会談は非公開で行われた。時事通信(Jiji Press)が日本政府関係者の話として伝えたところによると、両国が長期にわたって対立しているエネルギー資源が豊富な東シナ海の尖閣諸島(Senkaku Islands)については双方が従来の立場を繰り返したが、領土問題が日中関係に影を落とさないようにすることで合意した。
また、北朝鮮問題については今後も日中が緊密に連携して状況の推移を見守ることで、経済危機については保護主義に反対していくことでそれぞれ合意した。
中国の軍拡に懸念を示した中曽根外相に対し、楊外相は中国は透明性を改善していると述べた。犯罪人引き渡し条約と受刑者移送条約については、締結に向け両国が交渉入りすることを確認した。(c)AFP/Marianne Barriaux
会談は非公開で行われた。時事通信(Jiji Press)が日本政府関係者の話として伝えたところによると、両国が長期にわたって対立しているエネルギー資源が豊富な東シナ海の尖閣諸島(Senkaku Islands)については双方が従来の立場を繰り返したが、領土問題が日中関係に影を落とさないようにすることで合意した。
また、北朝鮮問題については今後も日中が緊密に連携して状況の推移を見守ることで、経済危機については保護主義に反対していくことでそれぞれ合意した。
中国の軍拡に懸念を示した中曽根外相に対し、楊外相は中国は透明性を改善していると述べた。犯罪人引き渡し条約と受刑者移送条約については、締結に向け両国が交渉入りすることを確認した。(c)AFP/Marianne Barriaux