中川前財務相、博物館でも問題行動 警報鳴らし美術品触る
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【2月22日 AFP】中川昭一(Shoichi Nakagawa)前財務・金融担当相は、先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で訪問した伊ローマ(Rome)で、ろれつが回らない状態で臨み辞任のきっかけとなった14日の記者会見の後にバチカン博物館を見学し、柵を越えたり美術品に触るなど問題行動を起こしていた。21日、国内各紙が伝えた。
90分ほどの同博物館の見学で、中川前財務相は、彫像の周りの柵を越え警報を作動させたり、触れることが許されていない美術品を触れたりしたという。
見学は一般への公開が終了した後に上野景文(Kagefumi Ueno)駐バチカン日本大使や財務省高官ら約10人と行ったものだった。
14日の記者会見の様子を撮影した動画がインターネットに掲載され世界中から閲覧されたことで、中川前財務相は17日、辞職に追い込まれた。(c)AFP
90分ほどの同博物館の見学で、中川前財務相は、彫像の周りの柵を越え警報を作動させたり、触れることが許されていない美術品を触れたりしたという。
見学は一般への公開が終了した後に上野景文(Kagefumi Ueno)駐バチカン日本大使や財務省高官ら約10人と行ったものだった。
14日の記者会見の様子を撮影した動画がインターネットに掲載され世界中から閲覧されたことで、中川前財務相は17日、辞職に追い込まれた。(c)AFP