【2月19日 AFP】アジア歴訪中のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は19日夜、3か国目の訪問国、韓国に到着した。

 クリントン長官は、インドネシアから韓国に向かう機内で、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記の健康悪化説が飛び交うなか、6か国協議で北朝鮮は強硬姿勢に出てくる可能性があると指摘しており、韓国では、北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議の停滞打開が、政府関係者らとの会談の焦点となるとみられる。

 翌20日には、午前中に柳明桓(ユ・ミョンファン、Yu Myung-Hwan)外交通商相と会談、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領との昼食会談が予定されている。

 その後は、在韓米軍のウォルター・シャープ(Walter Sharp)司令官から状況説明を受けたあと、ソウル市内の梨花女子大学(Ewha Women's University)で、学生らとの対話集会に臨み、次の訪問地、北京(Beijing)に飛立つ。(c)AFP