クリントン米国務長官、インドネシア訪問 「米外交政策で重要な役割を期待」
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【2月18日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は18日、2番目の訪問国インドネシアを訪問してハッサン・ウィラユダ(Hassan Wirajuda)外相と会談し、世界最大のイスラム教徒を抱え、世界で人口第3位の民主主義国として、インドネシアが米国の掲げる外交政策において重要な役割を担うことを期待すると語った。
会談後、クリントン国務長官は、ウィラユダ外相と共同会見を開き、「インドネシアとの包括的なパートナーシップを構築することは、スマートパワーを推進する米国にとって非常に重要な一歩」と述べた。
クリントン氏は、「話しかけるだけでなく、世界中の人の話に耳を傾けることも重要」と述べ、また、「イスラム教と民主主義、近代化が共存可能であるのみならず、共に繁栄することが可能だということを示した国を支持すること」も重要だと語った。
イスラム国家への初訪問となったクリントン氏は、バラク・オバマ(Barack Obama)米政権が「世界全体と対話したいと考えている」と述べ、その上でインドネシアが重要なパートナーになると語った。「インドネシアは、世界最多のイスラム人口を抱え、人口規模で世界で3番目に大きい民主国家であり、分かち合う未来へ向けて指導的な役割を果たすだろう」
また、クリントン長官は、グローバル経済や気候変動、治安や人権など「両国が共有する多数の課題について、協力関係を深めていくことを期待している」と述べた。
ウィラユダ外相は、アジア太平洋地域諸国が外交の「新たな体制」を模索する中で、米国の支援を期待すると述べた。
クリントン国務長官は外相との会談後、ジャカルタ(Jakarta)で、人口約5億人を抱える10か国が加盟する東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations、ASEAN)の高官らと会談した。
19日にはインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)大統領と会談し、その後、韓国と中国に向けてインドネシアを離れる。インドネシアは、オバマ大統領が60年代後半に数年間小学校に通ったゆかりの国。(c)AFP
会談後、クリントン国務長官は、ウィラユダ外相と共同会見を開き、「インドネシアとの包括的なパートナーシップを構築することは、スマートパワーを推進する米国にとって非常に重要な一歩」と述べた。
クリントン氏は、「話しかけるだけでなく、世界中の人の話に耳を傾けることも重要」と述べ、また、「イスラム教と民主主義、近代化が共存可能であるのみならず、共に繁栄することが可能だということを示した国を支持すること」も重要だと語った。
イスラム国家への初訪問となったクリントン氏は、バラク・オバマ(Barack Obama)米政権が「世界全体と対話したいと考えている」と述べ、その上でインドネシアが重要なパートナーになると語った。「インドネシアは、世界最多のイスラム人口を抱え、人口規模で世界で3番目に大きい民主国家であり、分かち合う未来へ向けて指導的な役割を果たすだろう」
また、クリントン長官は、グローバル経済や気候変動、治安や人権など「両国が共有する多数の課題について、協力関係を深めていくことを期待している」と述べた。
ウィラユダ外相は、アジア太平洋地域諸国が外交の「新たな体制」を模索する中で、米国の支援を期待すると述べた。
クリントン国務長官は外相との会談後、ジャカルタ(Jakarta)で、人口約5億人を抱える10か国が加盟する東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations、ASEAN)の高官らと会談した。
19日にはインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)大統領と会談し、その後、韓国と中国に向けてインドネシアを離れる。インドネシアは、オバマ大統領が60年代後半に数年間小学校に通ったゆかりの国。(c)AFP