北朝鮮、25日にも長距離ミサイル発射準備完了か 朝鮮日報
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【2月13日 AFP】韓国の朝鮮日報(Chosun Ilbo)紙は13日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2(Taepodong-2)」の組み立て作業を開始したとみられ、25日には発射準備を完了させる可能性があると伝えた。
朝鮮日報は、韓国政府高官の話として、「テポドン2」の第1段目と第2段目が、列車で、同国北東部沿岸の咸鏡北(North Hamkyong)道、舞水端里(Musudan-ri)のミサイル発射施設へ輸送されたと伝えた。
政府高官は「テポドン2は発射台周辺には無い。第1段、第2段のロケットは現在組み立て中だとみられる」と語ったという。組み立て完了後に、ミサイルは発射台へ移され、直立させて燃料を注入する。早ければ25日にも発射される可能性があるという。
朝鮮日報によれば、舞水端里の発射施設周辺では車両や人員の活動が活発化しているものの、ミサイルは屋根付きの施設の中にあり、ミサイルの部品は、平壌(Pyongyang)付近の軍事施設から、長さ40メートルのカバー付きの列車車両に乗せられて輸送されたため、米国の衛星が写真撮影することができなかったという。
25日は、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領の就任1周年となる。李明博政権が前政権と比べて北朝鮮に対し強硬姿勢をとっていることから、北朝鮮は同政権を敵視している。
朝鮮日報の報道について、韓国当局は、機密事項であるとしてコメントを拒否した。(c)AFP
朝鮮日報は、韓国政府高官の話として、「テポドン2」の第1段目と第2段目が、列車で、同国北東部沿岸の咸鏡北(North Hamkyong)道、舞水端里(Musudan-ri)のミサイル発射施設へ輸送されたと伝えた。
政府高官は「テポドン2は発射台周辺には無い。第1段、第2段のロケットは現在組み立て中だとみられる」と語ったという。組み立て完了後に、ミサイルは発射台へ移され、直立させて燃料を注入する。早ければ25日にも発射される可能性があるという。
朝鮮日報によれば、舞水端里の発射施設周辺では車両や人員の活動が活発化しているものの、ミサイルは屋根付きの施設の中にあり、ミサイルの部品は、平壌(Pyongyang)付近の軍事施設から、長さ40メートルのカバー付きの列車車両に乗せられて輸送されたため、米国の衛星が写真撮影することができなかったという。
25日は、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領の就任1周年となる。李明博政権が前政権と比べて北朝鮮に対し強硬姿勢をとっていることから、北朝鮮は同政権を敵視している。
朝鮮日報の報道について、韓国当局は、機密事項であるとしてコメントを拒否した。(c)AFP