【2月13日 AFP】在ロシア米国大使館によると、米露両政府は11日、モスクワで行われていた、アフガニスタンで活動する欧米軍への輸送物資をロシア領内を経由させる計画を含めた2日間の次官級協議を終えた。

 キルギス政府が前週、アフガニスタンへの補給路の拠点となっている同国内の米軍基地閉鎖の決定を発表したことから、アフガニスタンへの増派を計画中の米政府はこれに代わる経路を模索せねばならなくなった。

 両者は「アフガニスタンに関連する多くの事柄を協議し、その中には、アフガニスタンで活動する国際治安支援部隊(International Security Assistance ForceISAF)に送る非殺傷装備のロシア経由の移送に関する調整なども含まれた」と、米大使館は発表した。(c)AFP