【2月12日 AFP】民主党のハリー・リード(Harry Reid)上院院内総務らは11日、米議会は、減税を含めた7890億ドル(約71兆円)規模の景気対策法案で合意したと発表した。最終法案の採決は早ければ12日にも行われるという。

 景気対策の規模について、上院は8380億ドル(約75兆円)、下院は8190億ドル(約73兆円)を提案していた。リード院内総務は、「ギブ・アンド・テイク」の精神で妥協できたと話し、法案は350万人の雇用創出と「経済成長を導く世界最大のエンジン」たる米国経済の復活を約束するものだと説明した。

 リード院内総務によると、ナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)米下院議長も、同法案を支持したという。(c)AFP