【2月11日 AFP】米上院は10日、総額8380億ドル(約76兆円)規模の景気対策法案を賛成61票、反対37票で可決した。今後は、来週にもバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の署名を受け成立させるために、上院と下院との間で法案一本化をめぐる難しい交渉が行われる。

 オバマ大統領は遊説先のフロリダ(Florida)州で、上院での法案の可決について、「素晴らしいニュース」とし、自らが進める景気対策における「素晴らしいスタート」になると語った。

 今後は、上下両院が協議を行い、上院での修正前に下院で可決された総額8190億ドル(約74兆円)の景気対策法案との間で一本化が図られる。(c)AFP