【2月7日 AFP】国連(UN)の主要な司法機関である国際司法裁判所(International Court of JusticeICJ)は6日、英国のロザリン・ヒギンズ(Rosalyn Higgins)所長の任期満了に伴い、小和田恒(Hisashi Owada)判事(76)を後任の所長に選出したと発表した。任期は3年。

 小和田氏は、外務事務次官や国連大使などを歴任。1994-98年の国連大使時代には、国連安全保障理事会(UN Security Council)の議長を2度務めた。また、ハーバード大学法科大学院(Harvard Law School)などさまざまな大学で教壇に立った。

 ICJは国家間の紛争を国際法に従い裁判することを任務とし、15人の裁判官で構成されている。(c)AFP