6か国協議の米首席ヒル次官補、駐イラク大使に指名か
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【2月3日 AFP】米メディアは3日、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補(東アジア・太平洋担当)が、次の駐イラク米国大使に指名される見込みだといっせいに報じた。
バラク・オバマ(Barack Obama)新米大統領がヒル氏を指名する意向だと、米ABCニュースが最初に報じた。ワシントン・ポスト(Washington Post)紙は、ヒル氏は「申し分のない交渉人」だが、現任のライアン・クロッカー(Ryan Crocker)駐イラク大使と違ってアラビア語も話さず、中東地域の専門家でもないため、意外性のある人事だと評した。
米国務省の経歴紹介によると、ヒル氏は国務次官補として6か国協議の米首席を務める直前は駐韓国大使だった。それまでは欧州方面を得意とし、駐ポーランド大使、駐マケドニア大使、コソボ特使を歴任した。また、ボスニア内戦を終結させたデイトン合意(Dayton Peace Accords)で中心的な役割を果たした。(c)AFP
バラク・オバマ(Barack Obama)新米大統領がヒル氏を指名する意向だと、米ABCニュースが最初に報じた。ワシントン・ポスト(Washington Post)紙は、ヒル氏は「申し分のない交渉人」だが、現任のライアン・クロッカー(Ryan Crocker)駐イラク大使と違ってアラビア語も話さず、中東地域の専門家でもないため、意外性のある人事だと評した。
米国務省の経歴紹介によると、ヒル氏は国務次官補として6か国協議の米首席を務める直前は駐韓国大使だった。それまでは欧州方面を得意とし、駐ポーランド大使、駐マケドニア大使、コソボ特使を歴任した。また、ボスニア内戦を終結させたデイトン合意(Dayton Peace Accords)で中心的な役割を果たした。(c)AFP