【1月27日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領がホワイトハウス入りすると同時に、オバマ氏の選挙公約の実行度合いをチェックする「オバメーター(Obameter)」も動き出した。

「オバメーター」はオバマ大統領の公約がどの程度守られているかを追跡するインターネットサイトの企画で、米フロリダ(Florida)州の地元紙「セント・ピーターズバーグ・タイムズ(St. Petersburg Times)」が運営する。同紙はオバマ氏が選挙戦中に語った約500の公約を一覧にし、オバメーターのサイトでその進ちょく具合を検証している。

 就任から3日後の同サイトでは、大統領令が発令されたものも含め、「少なくとも1人は共和党から閣僚入りさせる」「政権高官にロビイストからの金品の受け取りを禁じる」など、オバマ氏の公約のうち7つが「守られた」と評価した。

 現時点で「行き詰っている」とされた公約は1、「取り組み中」が14、「まだ動きがない」が488となっている。「取り組み中」の中にはキューバにあるグアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地内のテロ容疑者収容施設の閉鎖、娘のために子犬を飼うという家族への約束も含まれている。

 オバメーターは、政治家の発言の信ぴょう性を格付けする人気新聞「Truth-O-Meter」にならったものだという。(c)AFP

オバメーターのサイト(英語)