【1月23日 AFP】(一部更新、写真追加)中国国営新華社(Xinhua)通信は23日、北朝鮮を訪問中の王家瑞(Wang Jiarui)中国共産党対外連絡部長が、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記と平壌(Pyongyang)で会談したと報じた。

 総書記と外国高官との会談が報じられるのは、前年8月に金総書記が脳卒中で倒れたとの報道があって以来、初めて。事実なら、金総書記が現在も北朝鮮の実権を握っており、核開発問題で決断を下す立場にあることを示す証拠と考えられる。

 北朝鮮メディアは金総書記の健康不安説が流れて以降、繰り返し総書記の視察写真を公開しているが、撮影日時は明らかにしていない。(c)AFP