【1月17日 AFP】北朝鮮の外務省報道官は17日、米国との国交が正常化したとしても核兵器保有を続けると述べ、3日に就任する米国のバラク・オバマ(Barack Obama)次期政権に対する強硬姿勢を示した。

 北朝鮮の国営・朝鮮中央通信社(Korean Central News AgencyKCNA)によると外務省報道官は「北朝鮮と米国の外交関係が正常化したとしても、米国がわれわれにとって核の脅威である限り、核武装国の立場をいささかも変えるつもりはない」と述べた。

 専門家らはオバマ新政権において山積する経済・外交課題のなかに北朝鮮問題が埋没してしまわないようにする狙いがあると分析している。(c)AFP