【1月12日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の父親であるジョージ・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領(84)は11日、趣味のスカイダイビングをこれからも続けるつもりだと話した。

 同日の米フォックス・ニュース(Fox News)は、きわめて珍しい父子そろってのインタビューを放映した。背中の手術を受けたために杖をついて登場した父親のブッシュ元大統領は、スカイダイビングについて「黄金の騎士のような頼もしい物をハーネスで固定しているだけでいいんだ。それに、スリリングだよ」と語り、スカイダイビングをやめるつもりはないことを強調した。

 80歳の誕生日、そして2007年には自身の博物館の開館を祝ってスカイダイビングに挑んだ経験を持つ元大統領は、「エイジング」に関するメッセージを伝えるためにもスカイダイビングを続けたいと話した。「年をとって隅っこでよだれを垂らしているだけというのは、誰だっていやだろう。わたしは元大統領という知名度を生かして、年寄りも何かを達成できる、何かに関わることができるというメッセージを世界中に伝えたい」

 息子のブッシュ大統領は、そんな父親を「クールだ」とたたえつつも、次のようにたしなめることを忘れなかった。「お母さんを説得するのはだんだん難しくなるだろうね」(c)AFP