【1月5日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信社(Central News AgencyKCNA)は5日、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記(66)が国軍である朝鮮人民軍(Korean People's Army)の砲兵部隊の演習を視察し、北朝鮮は難攻不落だと語ったと報じた。

 同通信は視察日時を明らかにしていないが、金総書記は砲兵司令部の第1489部隊の砲撃訓練を視察した後、兵士らと会ったという。この訪問中に総書記は、北朝鮮は「難攻不落。この鋼のように強力になった、比類なき偉大な軍があれば、繁栄した偉大で強大な国家づくりという大義は必ず達成される」と述べたとされる。
 
 朝鮮中央通信社は3日にも金総書記が戦車部隊を視察したと報じていた。韓国の統一省によると、金総書記が新年の行事として軍の視察を行ったのは1995年以来のことだという。(c)AFP