中国とベトナム、陸上国境線を画定
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【1月1日 AFP】中国とベトナムは31日、長年の問題だった両国間の陸上国境線の画定が完了したと発表した。中国の武大偉(Wu Dawei)外務次官とベトナムのヴー・ズン(Vu Dung)外務次官がベトナムのハノイ(Hanoi)で共同声明を発表した。
国境地帯で起きた中越戦争から間もなく30年が経とうとするなか、両国は境界石の設置などに取り組み、最終期限となる2009年1月1日零時の数時間前に発表が行われた。
2月17日は中越戦争の開戦30周年にあたる。中越戦争では、中国がベトナムに進攻し、境界紛争が1か月にわたって続いた。
両国は国境地域を「平和と繁栄」の地域にすると述べ、ベトナム北部地域で産業計画を推進し、中国の雲南(Yunnan)省や広西(Guangxi)チワン族自治区と、ベトナムの港湾都市ハイフォン(Haiphong)を結ぶ新たな道路と鉄道を建設すると発表した。
領有権問題の続く南沙諸島(Spratly Islands)については合意に至っていない。(c)AFP/Frank Zeller
国境地帯で起きた中越戦争から間もなく30年が経とうとするなか、両国は境界石の設置などに取り組み、最終期限となる2009年1月1日零時の数時間前に発表が行われた。
2月17日は中越戦争の開戦30周年にあたる。中越戦争では、中国がベトナムに進攻し、境界紛争が1か月にわたって続いた。
両国は国境地域を「平和と繁栄」の地域にすると述べ、ベトナム北部地域で産業計画を推進し、中国の雲南(Yunnan)省や広西(Guangxi)チワン族自治区と、ベトナムの港湾都市ハイフォン(Haiphong)を結ぶ新たな道路と鉄道を建設すると発表した。
領有権問題の続く南沙諸島(Spratly Islands)については合意に至っていない。(c)AFP/Frank Zeller