「困惑」「国家の恥」、イラン大統領のクリスマスメッセージ放映に非難
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【12月26日 AFP】英民放「チャンネル4(Channel Four)」が25日、イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領のクリスマスメッセージを放映し、英外務省やイスラエル外交官から非難が相次いでいる。
アフマディネジャド大統領はメッセージの中で、「イエス・キリスト(Jesus Christ)が現在も生きていたら、弱い者いじめを好み、常に不機嫌な拡大主義勢力に反対するだろう」などと述べた。
英外務省はこのメッセージ放映を非難。「英メディアは当然、報道内容を自由に選ぶことができるが、イラン大統領のメッセージは英国のみならず友好国の感情を害し、困惑させるものだ」とのコメントを発表した。
また、イスラエルのロン・プロソル(Ron Prosor)駐英大使も、今回の放映を「不祥事で国家の恥だ」と訴えた。一部のユダヤ系団体も放映の決定を非難している。
チャンネル4による有名人のクリスマスメッセージ放映は、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)によるクリスマスメッセージに対抗して行われる毎年恒例の行事で、過去には米国のジェシー・ジャクソン(Jesse Jackson)牧師やフランスの女優ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)、米アニメ「ザ・シンプソンズ(The Simpsons )」の主人公の奥さんマージ・シンプソン(Marge Simpson)などのメッセージを放映している。(c)AFP
アフマディネジャド大統領はメッセージの中で、「イエス・キリスト(Jesus Christ)が現在も生きていたら、弱い者いじめを好み、常に不機嫌な拡大主義勢力に反対するだろう」などと述べた。
英外務省はこのメッセージ放映を非難。「英メディアは当然、報道内容を自由に選ぶことができるが、イラン大統領のメッセージは英国のみならず友好国の感情を害し、困惑させるものだ」とのコメントを発表した。
また、イスラエルのロン・プロソル(Ron Prosor)駐英大使も、今回の放映を「不祥事で国家の恥だ」と訴えた。一部のユダヤ系団体も放映の決定を非難している。
チャンネル4による有名人のクリスマスメッセージ放映は、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)によるクリスマスメッセージに対抗して行われる毎年恒例の行事で、過去には米国のジェシー・ジャクソン(Jesse Jackson)牧師やフランスの女優ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)、米アニメ「ザ・シンプソンズ(The Simpsons )」の主人公の奥さんマージ・シンプソン(Marge Simpson)などのメッセージを放映している。(c)AFP