【12月25日 AFP】台湾国防部(国防省)は24日、中国による台湾上陸を想定した大規模な実弾軍事演習を行った。馬英九(Ma Ying-jeou)総統は、中国との関係強化を進めているが、この日の演習では台湾の自主防衛路線を強調した。

 就任後初めて軍の演習を視察した馬総統は、将兵らに対し、「中台間の緊張は緩和しているものの、軍備強化の努力は怠ってはならない。軍備強化は戦争を避けるためのものだが、軍事力を行使することを恐れてはいない」と語った。(c)AFP