南アフリカ与党の離党者が新党結成
このニュースをシェア
【12月17日 AFP】南アフリカで16日、与党・アフリカ民族会議(ANC、African National Congress)の離党者が新党「国民会議(Congress of the People、COPE)」を結成し、パトリック・レコタ(Mosiuoa Patrick Lekota)前国防相を党首に選出した。
南アフリカでは2009年に総選挙が予定されているが、新党「国民会議」は人種を問わない運動を掲げ、14年間にわたるANCの長期政権に揺さぶりをかけるとみられる。
アパルトヘイト(人種隔離)を打ち破り、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)ANC元議長が黒人初の大統領に就任するなど、ANCは南アフリカの政権を維持してきた。だが、新党結成によって、同国の政局は大きく流動化することになる。
新党「国民会議」は、ターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)前大統領に対するANC党内からの辞任要請によって、同大統領が辞任したことに不満を抱いた同党の元メンバーや閣僚らが結成した。(c)AFP/Sibongile Khumalo
南アフリカでは2009年に総選挙が予定されているが、新党「国民会議」は人種を問わない運動を掲げ、14年間にわたるANCの長期政権に揺さぶりをかけるとみられる。
アパルトヘイト(人種隔離)を打ち破り、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)ANC元議長が黒人初の大統領に就任するなど、ANCは南アフリカの政権を維持してきた。だが、新党結成によって、同国の政局は大きく流動化することになる。
新党「国民会議」は、ターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)前大統領に対するANC党内からの辞任要請によって、同大統領が辞任したことに不満を抱いた同党の元メンバーや閣僚らが結成した。(c)AFP/Sibongile Khumalo