麻生内閣の支持率急落、共同調査25.5% 読売では21%
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【12月8日 AFP】(一部更新)共同通信社が6、7日に実施した全国電話世論調査で、麻生太郎(Taro Aso)内閣の支持率が、前月の調査から15.4ポイント急落し、25.5%となったことが明らかになった。不支持率は、前回調査から19.1ポイント上昇し、61.3%となった。
麻生首相と野党・民主党の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表のどちらが首相としてふさわしいかとの質問でも、回答者の34.5%が小沢代表と答え、麻生首相の33.5%を上回った。
回答者の約58%が、追加経済対策のための2008年度第2次補正予算案提出を来年の通常国会に先送りしたことを「妥当でない」と答えた。
一方、読売新聞(Yomiuri Shimbun)が週末行った調査では、麻生内閣の支持率は21%と、11月初めの前回調査(41%)からほぼ半減。
麻生首相は同日、政府・与党連絡会議で、支持率急落について「非常に厳しい数字だ。私への評価だと受け止めている。景気対策、雇用対策の期待に十分応えていないという批判だと思う」と述べた。
首相に対する批判は、自民党内でも活発化している。渡辺喜美(Yoshimi Watanabe)元行政改革担当相は、第2次補正予算案の提出も早期の解散・総選挙も行われない場合について、「自民党から出て行ってもらいたいとの声が大合唱になれば、そうなる可能性もある」と述べ、将来的な離党を示唆している。(c)AFP
麻生首相と野党・民主党の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表のどちらが首相としてふさわしいかとの質問でも、回答者の34.5%が小沢代表と答え、麻生首相の33.5%を上回った。
回答者の約58%が、追加経済対策のための2008年度第2次補正予算案提出を来年の通常国会に先送りしたことを「妥当でない」と答えた。
一方、読売新聞(Yomiuri Shimbun)が週末行った調査では、麻生内閣の支持率は21%と、11月初めの前回調査(41%)からほぼ半減。
麻生首相は同日、政府・与党連絡会議で、支持率急落について「非常に厳しい数字だ。私への評価だと受け止めている。景気対策、雇用対策の期待に十分応えていないという批判だと思う」と述べた。
首相に対する批判は、自民党内でも活発化している。渡辺喜美(Yoshimi Watanabe)元行政改革担当相は、第2次補正予算案の提出も早期の解散・総選挙も行われない場合について、「自民党から出て行ってもらいたいとの声が大合唱になれば、そうなる可能性もある」と述べ、将来的な離党を示唆している。(c)AFP