【12月4日 AFP】(一部更新)インドからパキスタン入りしたコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は4日、ムンバイ(Mumbai)同時襲撃事件の解決に向けたパキスタン首脳の姿勢を評価した。

 同日、首都イスラマバード(Islamabad)でアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領、ユサフ・ ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相、およびパキスタン軍首脳と会談したライス長官は、会談後の共同記者会見で「パキスタンの首脳たちは、非常に集中して事件解決に取り組んでいることが分かった」と述べた。

 またザルダリ大統領も捜査協力を約束し、事件に関与したとみられるパキスタン人グループに対し「強硬な措置」をとると言明した。

 ライス長官は、ムンバイ同時襲撃事件をめぐって緊張が高まるインド-パキスタン間の仲裁を目指し両国を訪問していた。(c)AFP