【11月27日 AFP】ロシア上院(連邦議会)は26日、大統領の任期を現行の4年から6年に延長する憲法改正案を賛成多数で可決した。

 同改正案は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相が大統領に復帰する布石ではないかとの臆測を呼んでいる。

 下院ではすでに可決されており、今後はロシアの州や共和国などの各地方議会で承認を受ける。手続きがすべて終わるのは約1か月後とみられている。

 もし可決されれば、故ボリス・エリツィン(Boris Yeltsin)元大統領政権下の93年に現行憲法が成立して以降、初の憲法改正となる。(c)AFP/Dario Thuburn