【11月25日 AFP】韓国の脱北者団体は25日、当初一時中断を決めていた北朝鮮批判のビラ散布について、継続する意向を明らかにした。

 韓国の脱北者団体「Fighters for Free North KoreaFFNK)」のPark Sang-Hak代表は、「われわれは(ビラ散布)キャンペーンを続けることにした。(25日に)ビラ散布の中止を発表するつもりだったが、前日の北朝鮮の挑発的な発表を受けて継続を決めた」と語った。

 北朝鮮は24日、12月1日から同国・開城(Kaesong)への観光ツアーや南北連結鉄道の運行の中止、南北軍事境界線の通行制限などを行うと発表していた。

 FFNKなどが、風船にくくりつけて北朝鮮へ向けて飛ばしているビラは、北朝鮮の体制や金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記を強く批判する内容になっている。(c)AFP