【11月25日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)次期米大統領は24日、シカゴ(Chicago)で記者会見を開き、ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)ニューヨーク連銀総裁を、米経済を復活させる意欲的計画を管轄する財務長官に指名した。

 また、ガイトナー氏に加え、ローレンス・サマーズ(Lawrence Summers)元財務長官が、国家経済会議(National Economic CouncilNEC)の次期委員長としてオバマ氏の経済チームに加わることになる。

 さらに、カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のクリスティーナ・ローマー(Christina Romer)教授(経済学)を経済諮問委員会(Council of Economic AdvisersCEA)の委員長に、メロディー・バーンズ(Melody Barnes)氏を国民政策委員会(Domestic Policy Council)の委員長に任命することも発表された。

 オバマ氏は会見で米国経済の再建は容易ではないとの見解を示し、回復への道のりは長くなると警告した。
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