【11月19日 AFP】イラン国会は18日、学歴詐称を理由に国会で弾劾を受け今月4日に失職したアリ・コルダン(Ali Kordan)前内相の後任人事の採決を行い、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が指名したSadeq Mahsouli氏を僅差で承認した。

 Mahsouli氏は、アフマディネジャド大統領と同じく革命防衛隊( Revolutionary Guards)出身の49歳。大統領は2005年の組閣時にMahsouli氏を石油相に指名したが、経験不足を理由に国会での承認採決を待たずに指名を取り下げていた。イランの国政における革命防衛隊の影響力は着実に増している。(c)AFP