【11月13日 AFP】北朝鮮政府が監督する朝鮮赤十字会は12日、板門店(Panmunjom)にある赤十字(Red Cross)連絡事務所の閉鎖と人員の撤収、板門店経由の南北直通電話の断絶を発表した。朝鮮中央通信社(Korean Central News AgencyKCNA)が伝えた。

 発表は、北朝鮮の人権侵害に関する国連(UN)決議案の共同提案国に韓国が加わったことに対する非難声明の中で行われており、北朝鮮の韓国に対する「対決姿勢」の一環とみられる。

 南北朝鮮をつなぐ一般電話回線は、朝鮮戦争(1950-53年)後は赤十字が管理する回線と軍の回線以外は断絶している。(c)AFP