【11月10日 AFP】10日発表された世論調査で、景気の低迷が続くなか、麻生太郎(Taro Aso)首相に対する有権者の不満が高まっていることが明らかになった。

 TBSが有権者1208人を対象に行った調査によると、麻生内閣を支持しないとの回答は、内閣発足直後の調査から3.1ポイント増加して50.6%、支持するとの回答は4.0ポイント下げて47.1%だった。また43%が、麻生首相が掲げる政策には期待できないとしている。

 麻生首相がホテルの高級バーに足繁く通っているとして批判を受けている点については、61%が好ましくないと回答した。麻生首相は9日夜にも、都内の居酒屋でビール片手に大学生らと懇談した後、ホテルのバーを訪れている。

 一方、日本テレビ(NTV)が1130人を対象に行った世論調査では、麻生内閣を支持するとの回答は前月から2.2ポイント下がって43.7%、支持しないとの回答は1.7ポイント増の38.3%だった。(c)AFP