ボリビア大統領、国内の米麻薬取締局の活動を禁止
このニュースをシェア
【11月2日 AFP】ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領は1日、9月に発生し19人が死亡した事件を支援したとして、米麻薬取締局(Drug Enforcement Administration、DEA)の国内活動を禁止したことを明らかにした。
モラレス大統領は訪問先の同国中部のチャパレ(Chapare)で、「(DEA職員が)政府高官や大統領の暗殺を狙う犯罪組織に対し資金援助を行い、政治工作をしていた」と語り、「DEAの国内活動を無期限で禁止する」と述べた。
米政府は、モラレス大統領の発言について「ばかげている」と否定し、米・ボリビア間の協力中止は暴力の拡大と麻薬密売のまん延につながると警告した。
DEAのガリソン・コートニー(Garrison Courtney)氏は、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)でAFPに対し、ボリビア当局者との間で3か月前から今後のDEAの活動について協議していたことを認め、モラレス大統領の決定について「残念な状況であり、残念な判断だ」と語った。(c)AFP
モラレス大統領は訪問先の同国中部のチャパレ(Chapare)で、「(DEA職員が)政府高官や大統領の暗殺を狙う犯罪組織に対し資金援助を行い、政治工作をしていた」と語り、「DEAの国内活動を無期限で禁止する」と述べた。
米政府は、モラレス大統領の発言について「ばかげている」と否定し、米・ボリビア間の協力中止は暴力の拡大と麻薬密売のまん延につながると警告した。
DEAのガリソン・コートニー(Garrison Courtney)氏は、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)でAFPに対し、ボリビア当局者との間で3か月前から今後のDEAの活動について協議していたことを認め、モラレス大統領の決定について「残念な状況であり、残念な判断だ」と語った。(c)AFP