パキスタンのイムラン・カーン氏、イラク駐留米軍のアフガン投入に反対
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【10月24日 AFP】パキスタンの政治家でクリケットの元有名選手のイムラン・カーン(Imran Khan)氏はロンドン(London)で23日、AFPのインタビューに応じ、「アフガニスタンとイラクの問題は全く異なる」と述べ、アフガニスタンでの武装勢力掃討にイラクと同じやり方で臨むべきではないと警告した。
カーン氏は、米大統領選で民主党候補のバラク・オバマ(Barack Obama)氏と副大統領候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏への支持を表明しながらも、アフガニスタンでの米軍増派は好ましくないと述べた。オバマ氏は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)幹部らが潜伏しているとみられるアフガニスタンとパキスタンとの国境地帯に攻勢をかけるべく、イラク駐留米軍のアフガニスタンへへの投入を主張している。
一方、金融危機問題について、カーン氏は、国際社会によるパキスタン経済救済は「がんに頭痛薬を処方するようなものだ」と述べ、十分ではないとの認識を示した。また、問題の解決には汚職がはびこるパキスタン政治の改革が必要で長期間を要すると語った。(c)AFP/Katherine Haddon
カーン氏は、米大統領選で民主党候補のバラク・オバマ(Barack Obama)氏と副大統領候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏への支持を表明しながらも、アフガニスタンでの米軍増派は好ましくないと述べた。オバマ氏は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)幹部らが潜伏しているとみられるアフガニスタンとパキスタンとの国境地帯に攻勢をかけるべく、イラク駐留米軍のアフガニスタンへへの投入を主張している。
一方、金融危機問題について、カーン氏は、国際社会によるパキスタン経済救済は「がんに頭痛薬を処方するようなものだ」と述べ、十分ではないとの認識を示した。また、問題の解決には汚職がはびこるパキスタン政治の改革が必要で長期間を要すると語った。(c)AFP/Katherine Haddon