【10月22日 AFP】テイクアウトでチーズバーガー1個ですね、ご一緒に民主主義もいかかがですか――。政治活動に積極的と言われるカリフォルニア(California)州の人びとは、米大統領選挙の投票をドライブスルー形式で自動車の中から気軽に行うことが可能になった。

 この革新的なドライブスルー投票システムは20日、来月4日の大統領選を前に有権者による登録と投票の促進を目指し、同州ロサンゼルス(Los Angeles)南東のサンタアナ(Santa Ana)の有権者登録事務所に開設された。設置されている機器はバリアフリー対応だという。

 カリフォルニア州での今年の投票者数は記録的な数になるとみられており、地元の有権者登録事務所のニール・ケリー(Neal Kelley)氏によると、郵送による投票を行うとして登録した有権者数は今年、2004年の約33万人から60万人に急増しているという。(c)AFP