【10月22日 AFP】政治的危機が続く南米ボリビアで、議会とエボ・モラレス(Evo Morales)大統領は21日、事態の収拾に向け、2009年1月に憲法改正の是非を問う国民投票を実施することを承認した。

 憲法改正案では、大統領の再選が連続で最大2期(1期は5年)まで可能となる。現行憲法では、連続の再選は認められていない。

 上院で多数派を占める野党保守派に改憲案を承認させるため、モラレス大統領は、2選までしか目指さないことで合意した。

 モラレス大統領は大統領選などを09年に実施することを呼びかけており、09年の12月に実施される予定。(c)AFP