ハイダー氏の葬儀、市民数千人が参列
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【10月18日 AFP】11日に交通事故で死去したオーストリア・ケルンテン(Carinthia)州知事で、極右・オーストリア未来同盟(Alliance for Austria's Future、BZOe)党首だったイエルク・ハイダー(Joerg Haider)氏(享年58)の葬儀が18日、州都クラーゲンフルト(Klagenfurt)で行われた。
葬儀には、数千人の市民のほか、ハインツ・フィッシャー(Heinz Fischer)大統領やアルフレート・グーゼンバウアー(Alfred Gusenbauer)首相をはじめとする閣僚も参列し、警備のため約1000人の警官が配備された。
ハイダー氏はオーストリア政界で、移民受け入れ制限や反欧州連合(EU)政策を提唱するなど物議を醸す一方、カリスマ的存在でもあった。
未来同盟の党首を引き継いだシュテファン・ペッツナー(Stefan Petzner)氏によると、ハイダー氏は事故当時、制限速度の2倍のスピードで走行していたとみられ、また基準値の3倍のアルコールが検出されたという。
ハイダー氏のひつぎは花で覆われ、家族や側近が見守る中、州政府の建物から軍用車で市の中心部の聖堂に向かって運ばれた。
群衆は重苦しい雰囲気で葬列の沿道に並び、ハイダー氏に哀悼の意を表した。ハイダー氏の政策は海外では議論を呼んだが、1999年から州知事を務めていたケルンテン州での人気は非常に高かった。多数の葬儀参列者のために、無料送迎バスや列車の臨時便も運行された。(c)AFP
葬儀には、数千人の市民のほか、ハインツ・フィッシャー(Heinz Fischer)大統領やアルフレート・グーゼンバウアー(Alfred Gusenbauer)首相をはじめとする閣僚も参列し、警備のため約1000人の警官が配備された。
ハイダー氏はオーストリア政界で、移民受け入れ制限や反欧州連合(EU)政策を提唱するなど物議を醸す一方、カリスマ的存在でもあった。
未来同盟の党首を引き継いだシュテファン・ペッツナー(Stefan Petzner)氏によると、ハイダー氏は事故当時、制限速度の2倍のスピードで走行していたとみられ、また基準値の3倍のアルコールが検出されたという。
ハイダー氏のひつぎは花で覆われ、家族や側近が見守る中、州政府の建物から軍用車で市の中心部の聖堂に向かって運ばれた。
群衆は重苦しい雰囲気で葬列の沿道に並び、ハイダー氏に哀悼の意を表した。ハイダー氏の政策は海外では議論を呼んだが、1999年から州知事を務めていたケルンテン州での人気は非常に高かった。多数の葬儀参列者のために、無料送迎バスや列車の臨時便も運行された。(c)AFP