3選狙うブルームバーグNY市長、反対派から非難相次ぐ
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【10月17日 AFP】来年任期切れを迎えるニューヨーク(New York)のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長が、市長の3選を禁止した市条例の改正を求めている問題で16日、市民集会が開かれ、反対派から恥ずべき提案だと市長を非難する声が相次いだ。
集会では、Tony Avella市議会議員が市長の提案は「恥ずべきもの」と批判。Letitia James議員もこれに賛意を示し、ニューヨークは「どん欲な者たち」に牛耳られていると述べた。
ブルームバーグ市長は現在2期目で、2009年に任期を終えることから、条例の改正は同市長が来年の市長選挙に出馬するためとみられている。
同市長の支持者は、金融不安によって市の予算が危機的な状況にある現在、大富豪の実業家として著名なブルームバーグ市長の手腕が期待されているとし、3選も許されるべきだと主張している。
一方の反対派は、3選を禁じる条例の改正は1990年代に住民投票で2度にわたって否決されていることを指摘、何らかの変更を行う場合は新たに住民投票を行わなければならないとしている。(c)AFP/Sebastian Smith
集会では、Tony Avella市議会議員が市長の提案は「恥ずべきもの」と批判。Letitia James議員もこれに賛意を示し、ニューヨークは「どん欲な者たち」に牛耳られていると述べた。
ブルームバーグ市長は現在2期目で、2009年に任期を終えることから、条例の改正は同市長が来年の市長選挙に出馬するためとみられている。
同市長の支持者は、金融不安によって市の予算が危機的な状況にある現在、大富豪の実業家として著名なブルームバーグ市長の手腕が期待されているとし、3選も許されるべきだと主張している。
一方の反対派は、3選を禁じる条例の改正は1990年代に住民投票で2度にわたって否決されていることを指摘、何らかの変更を行う場合は新たに住民投票を行わなければならないとしている。(c)AFP/Sebastian Smith