米国は対中国ミサイル防衛システムの構築を、国務省委員会
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【10月2日 AFP】米紙ワシントン・タイムズ(Washington Times)は1日、国務省諮問委員会が、中国の核および通常兵力の増強に対抗するため、海上と宇宙に新たなミサイル防衛システムを構築することを勧告する報告書草案をまとめたと報じた。
同紙によると、草案は中国が台湾奪還と東アジア全域への軍事的影響力を増強しようとしていると指摘。その「主目的は、米国の脆弱性を組織的に利用し、機能的に重要な地域における攻撃能力を獲得することによって、東アジアにおける米国の存在と軍事能力に対抗することにある」としている。
また、中国は米軍事力の優位性を打破するため、宇宙空間兵器とコンピュータ兵器などの「非対称戦争」の能力を開発していると述べている。
さらに、草案は、米国のミサイル防衛、通信の宇宙依存、中国沿岸部を標的とする空母の信頼性と、「脆弱なエレクトロニクスとインターネット」の間にあるギャップの危険性について警告。米国は宇宙空間とサイバー空間の戦闘能力とミサイル防衛システムを確立し、台湾をめぐるいかなる有事も回避しうる「海空軍事力」を強化すべきだと勧告している。(c)AFP
同紙によると、草案は中国が台湾奪還と東アジア全域への軍事的影響力を増強しようとしていると指摘。その「主目的は、米国の脆弱性を組織的に利用し、機能的に重要な地域における攻撃能力を獲得することによって、東アジアにおける米国の存在と軍事能力に対抗することにある」としている。
また、中国は米軍事力の優位性を打破するため、宇宙空間兵器とコンピュータ兵器などの「非対称戦争」の能力を開発していると述べている。
さらに、草案は、米国のミサイル防衛、通信の宇宙依存、中国沿岸部を標的とする空母の信頼性と、「脆弱なエレクトロニクスとインターネット」の間にあるギャップの危険性について警告。米国は宇宙空間とサイバー空間の戦闘能力とミサイル防衛システムを確立し、台湾をめぐるいかなる有事も回避しうる「海空軍事力」を強化すべきだと勧告している。(c)AFP