【9月29日 AFP】28日に投開票が行われたオーストリア総選挙で、社会民主党(Social DemocratsSPOe)が保守の国民党(People's PartyOeVP)に勝利した。一方、極右の自由党(Freedom PartyFPOe)が大躍進を遂げた。Maria Fekter内相が28日夜、明らかにした。

 公式集計結果(不在者投票分を除く)によると、SPOeの得票率は29.7%で、OeVPは25.6%だった。

 一方、極右のFPOeは18.0%の得票率で、同国で第3の政治勢力の地位を確立した。また、同じく極右のオーストリア未来同盟(Austria's FutureBZOe)も予想を上回る11.0%の得票率となった。

 緑の党(Greens)は、得票率9.8%で5位に甘んじる結果となった。(c)AFP