【9月25日 AFP】(一部更新)米大統領選の共和党指名候補のジョン・マケイン(John McCain)上院議員は24日、選挙運動を一時中止し、ワシントンD.C.(Washington D.C.)で金融危機対策に取り組むと発表した。また、ライバルの民主党指名候補のバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員に対し、26日に予定されている討論会を延期することを申し入れたという。

 マケイン氏は「明日(25日)の朝、選挙運動を一時中止してワシントンD.C.に戻る」と語るとともに、オバマ氏にもこの決定を伝えたことを明らかにした。

 一方オバマ氏は記者団に対し、「わたしは26日の討論会に向けて準備を進めている。経済を好転させるためにわれわれが何をするつもりかを国民は知る必要がある」と語り、マケイン氏の呼び掛けを拒否する姿勢を示した。(c)AFP