【9月24日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は23日、国連総会(UN General Assembly)での演説の中で、欧米諸国による「迫害」にもかかわらず、核開発計画を推進していくと明言した。

 アフマディネジャド大統領は、「(イランは)迫害には抵抗していくつもりであり、これまで自らの権利を守ってきた。そして、これからも守り続けていく」と述べ、挑戦的な姿勢を示した。

 また、米国とその同盟国を指して、「彼らは他国の発展を阻害しており、技術を独占する傾向をもっている。そして、その独占状態を利用して他国に自らの意思を押しつけている」と強調した。

 イランの核開発については、米・英・仏・独・中・露の6か国が追加制裁について検討しているが、そのうちロシアと中国が消極的な姿勢を見せているという。イランは核開発について、平和的な民生用だと主張している。(c)AFP/Sebastian Smith