【9月12日 AFP】脳卒中で倒れたと報じられている北朝鮮の金正日(Kim Jong-Il)総書記(66)について、韓国の聯合(Yonhap)ニュースは12日、自分で歯を磨けるまでに回復したとの韓国政府高官の話を報じた。

 この政府高官によると、金総書記は脳卒中で倒れ手術を受けたとみられるものの容態は急速に回復しており、北朝鮮は現在も金総書記の統治下にある。一方で、その他の脳血管障害などの可能性も除外できないという。

 また、不測の事態に備え、韓国政府は金総書記の健康状態や北朝鮮情勢を引き続き注視している。

 内外メディアでは、金総書記が半身不随や不規則なけいれん症状を起こしているとの報道が相次いでいる。(c)AFP/Simon Martin