【9月12日 AFP】米大統領選挙の民主党副大統領候補サラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ(Alaska)州知事は11日、主要テレビ局のインタビューに初めて出演し、必要があれば大統領職を務める用意があると語った。

 米ABCニュースとのインタビューでペイリン氏は、、「ジョン・マケイン(John McCain)大統領」に不測の事態が生じた場合に大統領代行を務める用意があるかを尋ねられ、「わたしたちがこの国に奉仕する栄誉を得たとすれば、わたしはその用意がある」と答えた。

 また、副大統領候補としてマケイン氏に抜てきされたとき「驚かなかった」と発言。「用意ができているという自信があったし、驚いてなどいられないということも知っていた」と述べた。

 イラクへの派兵について「神に与えられた任務」と述べるとともに、グルジアとウクライナの北大西洋条約機構(NATO)入りを支持すると表明。「冷戦を繰り返してはいけない」などと語り、ロシアへの強硬姿勢を示した。(c)AFP