【9月8日 AFP】米民主党の大統領候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(47)は7日、共和党の副大統領候補サラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ(Alaska)州知事(44)に1対1の戦いを申し込んだ。といってもバスケットボールでの話で、オバマ氏は射撃の名手として知られるペイリン氏と「銃で決闘するつもりはない」そうだ。

 米ABCテレビの番組に出演したオバマ氏は、「ペイリン氏は高校時代、バスケットボール部でシュートの名選手だったそうだね」とペイリン氏を持ち上げた。その一方で、「いくら彼女のシュートが上手くても、ぼくは彼女のシュート(射撃)の練習台になるつもりはないよ」と述べ、「銃の腕前はわたしより上だろうが、バスケットボールなら、わたしも負けないよ」と対抗意識を見せた。

 その激しいプレースタイルから、バスケットボール部でペイリン氏につけられたあだ名は、肉食魚「バラクーダ」(オニカマス)だった。

 ペイリン氏は、自身を庶民的な「(アイス)ホッケー・ママ」と表現し、地元アラスカではムース(ヘラジカ)狩りを楽しむという。(c)AFP