イスラエル首相、9月の党首選後に辞任の意向
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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【7月31日 AFP】イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は30日、9月中旬に予定されている与党カディマ(Kadima)の党首選後に辞任する意向を発表した。一方で、自らの汚職疑惑については潔白を主張した。
オルメルト首相は、9月17日に実施されると報じられているカディマの総裁選挙には出馬しないことを明らかにした上で、「後継者が決定したら、新政府を早急に組閣できるよう辞任するつもりだ」と語った。
オルメルト首相は「わたしは間違いを犯し、それを後悔している」とし、「首相在任期間中と同様、名誉と公正さと責任を持った態度で辞任する。そして自らの無実を証明する」と語った。
オルメルト首相は2006年、アリエル・シャロン(Ariel Sharon)前首相から職務を引き継ぎ、首相に就任した。首相就任前の13年間に、選挙資金やぜいたくな暮らしのために米実業家から多額の献金を受け取っていた疑いで警察の事情聴取を受けている。
同首相の辞任表明は、イスラエルとパレスチナやシリアとの和平交渉にも大きな影響を与えるとみられる。(c)AFP/Ron Bousso
オルメルト首相は、9月17日に実施されると報じられているカディマの総裁選挙には出馬しないことを明らかにした上で、「後継者が決定したら、新政府を早急に組閣できるよう辞任するつもりだ」と語った。
オルメルト首相は「わたしは間違いを犯し、それを後悔している」とし、「首相在任期間中と同様、名誉と公正さと責任を持った態度で辞任する。そして自らの無実を証明する」と語った。
オルメルト首相は2006年、アリエル・シャロン(Ariel Sharon)前首相から職務を引き継ぎ、首相に就任した。首相就任前の13年間に、選挙資金やぜいたくな暮らしのために米実業家から多額の献金を受け取っていた疑いで警察の事情聴取を受けている。
同首相の辞任表明は、イスラエルとパレスチナやシリアとの和平交渉にも大きな影響を与えるとみられる。(c)AFP/Ron Bousso