「竹島問題」で韓国駐日大使が抗議、町村官房長官は「冷静な対応」求める
このニュースをシェア
【7月15日 AFP】(一部更新、写真追加)韓国の権哲賢(クォン・チョルヒョン、Kwon Chul-hyun)駐日大使は15日、外務省を訪れ、文部科学省が中学校の新学習指導要領の解説書に、日韓両国が領有を主張する竹島(韓国名・独島)について日本の領土と明記したことに抗議した。
権大使は、藪中三十二(Mitoji Yabunaka)事務次官との会見後、記者団に対し「強く抗議し、意見の変更を求めた。何が間違っているか指摘し、日本は失ってしまうものがあるだろうと伝えた」と語った。
同問題をめぐっては、韓国外交通商省が前日、駐日大使を召還する意向を発表。韓国は船舶による竹島周辺の警戒を強化し、必要があれば上空からの警戒も行うとしている。15日、ソウル(Seoul)の日本大使館前では、韓国の教師らが学習指導要領のコピーに火をつけるなどの抗議活動を行った。
これに対し、町村信孝(Nobutaka Machimura)官房長官は15日、「国と国との主張が異なることは常にあり得る」と述べ、立場の違いを乗り越え冷静な対応をとるよう韓国側に呼びかけた。
さらに、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議や日本人拉致問題などで、引き続き日韓が協力関係を維持していくことへの期待を示した。(c)AFP
権大使は、藪中三十二(Mitoji Yabunaka)事務次官との会見後、記者団に対し「強く抗議し、意見の変更を求めた。何が間違っているか指摘し、日本は失ってしまうものがあるだろうと伝えた」と語った。
同問題をめぐっては、韓国外交通商省が前日、駐日大使を召還する意向を発表。韓国は船舶による竹島周辺の警戒を強化し、必要があれば上空からの警戒も行うとしている。15日、ソウル(Seoul)の日本大使館前では、韓国の教師らが学習指導要領のコピーに火をつけるなどの抗議活動を行った。
これに対し、町村信孝(Nobutaka Machimura)官房長官は15日、「国と国との主張が異なることは常にあり得る」と述べ、立場の違いを乗り越え冷静な対応をとるよう韓国側に呼びかけた。
さらに、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議や日本人拉致問題などで、引き続き日韓が協力関係を維持していくことへの期待を示した。(c)AFP