【7月5日 AFP】イランのゴラム・ホセイン・エルハム(Gholam Hossein Elham)政府報道官は5日、定例記者会見で、同国政府は核開発問題の再協議には合意する一方、「核開発の後戻りはない」と述べ、ウラン濃縮の停止はないことを強調した。

 これに先立ちイラン政府は、国連安全保障理事会(UN Security Council)常任理事国(米英仏露中)とドイツの6か国が問題打開に向けて送っていたウラン濃縮停止の包括見返り案に回答したことが、サイード・ジャリリ(Saeed Jalili)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長の話として報じられている。ジャリリ事務局長は返答の詳細を明らかにしていないが、返答は「建設的かつ創造的」なものだったとしている。(c)AFP/Aresu Eqbali