【7月1日 AFP】ジンバブエ大統領選の決選投票をロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が強行し当選した問題で、米国がジンバブエへの制裁決議案を国連(UN)に提出する準備に着手した。

 ザルメイ・ハリルザド(Zalmay Khalilzad)米国連大使およびダナ・ペリーノ(Dana Perino)大統領報道官が30日、明らかにした。

 これによると、制裁案はムガベ大統領政権に的を絞ったもので、1-2週間中にも国連安保理(UNSC)にかけたいとしている。

 ペリーノ報道官は、制裁の具体的な内容として、ムガベ政権高官の海外渡航禁止、同政権を対象とした経済制裁、武器類の禁輸措置などを検討中だと語った。(c)AFP