26日前後に北の核申告か、不完全でも容認と高村外相
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【6月20日 AFP】高村正彦(Masahiko Komura)外相は20日、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米韓首席代表と都内で会談し、核放棄プロセスの行き詰まり打開のため、核計画の「完全な」申告にこだわらないとの認識で一致した。
高村外相は会談後の共同記者会見で、完全な核廃棄のためには完全な申告が必要というのが日本の立場だとしつつ、「少し緩くしても、膠着(こうちゃく)状態の議論を進ませた方がいいのではないかという考えもありうる」と述べ、日米韓の緊密な連携を重視する姿勢を示した。
一方、韓国の聯合(Yonhap)ニュースは同日午後、北朝鮮が一週間以内に核申告を行うと報じた。外交筋の情報として、26日前後に6か国協議の議長国の中国に申告が行われると伝えているが、韓国外交通商省は情報を確認中としている。(c)AFP
高村外相は会談後の共同記者会見で、完全な核廃棄のためには完全な申告が必要というのが日本の立場だとしつつ、「少し緩くしても、膠着(こうちゃく)状態の議論を進ませた方がいいのではないかという考えもありうる」と述べ、日米韓の緊密な連携を重視する姿勢を示した。
一方、韓国の聯合(Yonhap)ニュースは同日午後、北朝鮮が一週間以内に核申告を行うと報じた。外交筋の情報として、26日前後に6か国協議の議長国の中国に申告が行われると伝えているが、韓国外交通商省は情報を確認中としている。(c)AFP