【6月14日 AFP】欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ(Javier Solana)共通外交・安全保障上級代表は14日、イランのテヘラン(Tehran)でイランのマヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相と会談し、核開発計画をめぐる対立を終わらせるため、国連安保理の常任理事国5か国とドイツがまとめた新提案をイランに提示した。

 新提案はイランに経済・通商上の見返りを与える内容だが、イラン側は拒否する姿勢を示した。イラン政府のゴラム・ホセイン・エルハム(Gholam Hossein Elham)報道官は、「イランの立場は明確だ。核開発活動の停止や凍結を条件とすることはできない」と述べた。(c)AFP