牛肉輸入問題で韓国野党が国会ボイコット
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【6月4日 AFP】韓国野党は4日、米国産牛肉の輸入制限解除に抗議して国会の無期限ボイコットを決定した。深まる政治的危機によりすでに窮地に立たされている李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領に対する圧力をさらに強めている。
最大野党、統合民主新党(United New Democratic Party)など野党3党は、米国産牛肉の輸入制限解除合意の見直しを求めており、李大統領が合意について米側との再交渉を発表するまで、国会の開会を無期限で延期することを決めた。野党の決定は、5日に開幕するはずだった国会を事実上の混乱に陥れ、米韓自由貿易協定(FTA)の先行きに不安を投げかけた。
野党は同時に、李内閣に総辞職を求め、輸入制限解除合意の責任をとるよう求めた。(c)AFP
最大野党、統合民主新党(United New Democratic Party)など野党3党は、米国産牛肉の輸入制限解除合意の見直しを求めており、李大統領が合意について米側との再交渉を発表するまで、国会の開会を無期限で延期することを決めた。野党の決定は、5日に開幕するはずだった国会を事実上の混乱に陥れ、米韓自由貿易協定(FTA)の先行きに不安を投げかけた。
野党は同時に、李内閣に総辞職を求め、輸入制限解除合意の責任をとるよう求めた。(c)AFP