【6月4日 AFP】米政府は3日、新たな入国審査関連規則を明らかにした。日本や西欧諸国から米国に入国する場合、2009年1月からはこれまでよりも厳しい規制が課されることになるという。

 米国土安全保障省によると、現在ビザ免除国として扱われている27か国からの一般・ビジネス旅行客は、入国3日前に米政府への事前登録が求められるという。

 新たな入国審査規則は、仏や独、スイス、英、ベルギー、ポルトガル、スペイン、シンガポール、ニュージーランド、日本、オーストラリアなどから米国へ入国を試みるテロリストなどの締め出しを強化することが目的とされている。

 一方、旅行客が減少する可能性や緊急のビジネス案件などで入国する人への対応が困難なことなどが懸念されており、批判が高まっている。(c)AFP/Kerry Sheridan