【6月1日 AFP】福田康夫(Yasuo Fukuda)首相は1日、アフガニスタン復興支援への陸上自衛隊派遣を検討中であることを明らかにした。

 自衛隊派遣について記者団から質問された福田首相は、「陸上の活動は、日本の協力ができる態勢にあればできる。可能性は常々考えている。できることはやっていこうという姿勢だ」と述べた。

 この発言は、31日に町村信孝(Nobutaka Machimura)官房長官が、インド洋での給油活動継続だけでなく、アフガニスタンへの貢献の拡大を政府が検討中であると述べたことを受けたもの。

 日本政府は、2001年後半のタリバン(Taliban)政権崩壊以降、アフガニスタンに13億ドル(約1370億円)を支援している。(c)AFP